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2008年06月14日

スクリプト講座3 New Scriptの解説2

前回はいっぺんに難しい話をしてしまって困惑された方もいらっしゃるかと思います。
「スクリプタは一日にしてならず」、「士農工商スクリプタ」なのです。
今回はNew Scriptを日本語に訳してみます。
もう一回見てみましょう。
スクリプト講座3 New Scriptの解説2


さて、これを日本語に訳します。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
最初の状態
開始

 新しい状態に入ったら()
 開始
  「やあ、おまえさん!」とチャットする。
 終了

 オブジェクトがクリックされたら(オブジェクト数)
 開始
  「さわったでしょ。」とチャットする。
 終了

終了
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
と、こうなります。
右にずらして書かれた部分は前回説明したように入れ子を表現しています。
これは通常はTabキーで入力し、インデントといいます。
日本語にするとあらためてインデントの大切さがわかると思います。

スクリプトの骨組みは状態(state)とイベントハンドラで構成されています。
状態は映画のシーンのようなものです。映画や小説はいくつかのシーンの移り変わりで構成されます。
defaultは「我輩はオブジェクトである」に相当します。
ここでは状態は1つしかありませんが、いくつも作れます。
プログラマの間ではシーンが移り変わる様を「状態遷移」などと呼んでいます。

イベントハンドラ(お弁当ハンドラじゃないです)は外界とのやり取りを扱います。
たとえば、状態が変化した、クリックされた、座った、近づいた、時間がきたなどいろいろあります。
実はstate_entry()もれっきとしたイベントハンドラなのです。
なお、イベントハンドラと関数定義は似ていますので注意してください。
(エディタ画面ではイベントハンドラは青、ライブラリ関数は赤になっています)
結局、New Scriptは状態1個とイベントハンドラ2個で構成されていることになります。

難しい話をしたからといってNew Scriptでつまずかないでくださいね。
それではまた。



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